いきなりですが、私の苦い思い出を聞いてください。
あれは、小学校の頃。
合唱コンクールか発表会の歌の練習の時間。
歌の練習が何度もやり直しをさせられ、結構長くなり・・・
私はあろうことか、貧血で倒れてしまったのです。
そう、朝礼で女子が倒れるアレです。
当時の私は、体も大きく腕白少年で、そんなのとは無縁だったはずなのですが、起床が遅く、朝食を取らずに学校に行く毎日だったので、成長期の需要と供給のバランスを崩してしまったのでしょう。
友達に連れられ保健室に行く自分。恥ずかしいッたらありゃしない。
ベッドに寝かされ、ひと寝入りし気分も落ち着いたのですが、
なぜか下半身がヒヤッとする。
パンツに手を突っ込んでみると、手に血が!?ナニこれ!!
保健室の先生に相談すると、保健室の隅っこでパンツを脱がされ、診察。また恥ずかしい。
保健室の先生では、詳しいことは分からないので、専門医に診てもらうことに。
小学校の近くにたまたま泌尿器科があったため、そこに電話していただき診察していただくことが決まったのですが、歩いていくのに付いてきてくれた先生が、たまたま手の開いていた音楽のお姉さん先生。
情けないやら恥ずかしいやら(泣)1人で行きたいけどツテもカネも保険証も無い。
下を向いてしまいました。
泌尿器科に着いて、ドクターに診てもらう際、皮をグイッとむかれました。
この時が初めて、剥くという経験をしました。痛かったです。
どうやら皮の内側が切れており、そこから出血している様子で、2針縫われました。
先生たちは、チンコの事は黙っていてくれた様で馬鹿にされたりはしませんでした。
貧血で倒れちゃった~ゴメンゴメン!で済んだのは、思春期のBOYには助かりました。
アリガトウ先生たち。元気かな?
病院からは、剥いて消毒するようにとの指示があり、アルコール綿を塗るために”剥き”を朝夜実施しました。
痛かった。
中学になってもムケてこない自分は、この怪我が原因だと思ったりもしましたが、大きくなる事象は間違いないので、違うのかなと思いつつも、剥けないのは怪我のせいにして自分を納得させていました。
この頃になると、剥くのは手で引っ張れば出来たのですが、小さくなるとまた元通りに。
それは、残念ながら大人になっても同じでした。